無駄は省かないでくれ
どうも森田です。
無駄を省くって聞くと、ほぼほぼ考える余地が無いくらい"良い事"だと思われがちですが果たしてそうでしょうか?
これは無駄に対して賛否を議論したい訳ではなく、私たちが今まで生きてきて楽しかった思い出とかって意外と側から見たら無駄な事ばかりじゃありません?って話。
例えばですが、
何をしたいかよく分からないままぼーっとコンビニの前でペットボトルとからあげクンで何時間も喋ってた事とか
ガストでドリンクバーで元が取れるんちゃうかってくらい長時間居座った事とか
泥酔して味も分からないお酒に10万以上払ったりとか
300円でお腹満たせるのに3万円の寿司食ったりとか
好きなもの爆食いしてダイエットして喜んだりとか
今になったら良い思い出も、多くの人からすると意味不明なくらいの"無駄"以外の何ものでもないと思うんです。
そうなると、もはや高校野球だってそうかも知れません。
甲子園出られへんのに毎日毎日練習してる事も、ドラゴン桜の東大専科からすると無駄かも知れませんしね。
そう考えると、意外と人生を彩って来たものって"無駄"なんじゃないかと思いませんか?
そんな無駄を省く事に躍起になるのは、正直意味が分からんわけです。
しかしこのご時世、そんな無駄すら許されないくらい逼迫してきています。
それは経済的にも時間的にも。
にも関わらず行政の中枢はまるで危機感もない。
危機感はあるけど前例が無いからか、完全に周回遅れな対応ばかり。
そんな一部の人たちの無駄によって、多くの人が無駄すら許されないギリギリの状況を強いられています。
だからこそ、本当ならもっと多くの人がもっと無駄な事して少しでも良い思い出を作れるように、今こそ一部の人たちの無駄を省く事が必要なんじゃないかなと考えています。
多くの方が有意義な無駄を省かなくていいように、一部の人たちの無駄を省きましょうよというのが私の考え。
そしてこれからも多くの人と何の生産性もない無駄な時間を過ごして、振り返った時に楽しかったなーと幸せな気持ちになれるような世の中になれば良いなと思います。
よく分からんけど希望が持てる、なんとなく明るい未来は無駄から作られるんじゃないかなと思ってますがどうなんでしょうか。
では!